こんにちは。ひかるです。
今回は、ゼミで話題に上がった「メモ」についての記事です。
この記事では、以下二点をまとめました。
・なぜメモを取るのか?
・どのようにしてメモを取るのか?
メモを上手に活用できる人は、以下のような利点があります。
問題を見出し、問題解決をする。
これって社会人になり一番求められるスキルではないでしょうか?
僕の所属するゼミは、毎年一流企業に就職していく優秀な人ばかり(いつかゼミの記事も書きたい)なのですが、そのゼミが始まってすぐに先生から学ぶよう言われたのが「メモ」でした。
では、これから具体的に解説していきます。
なぜメモを取るのか?
まず結論から引用をふまえて言います。
メモやノートは、記憶をさせる「第2の脳」です。いわば「外付けハードディスク」として、あとで検索できるように書いているのです。
「メモの魔力」p23 13行目より抜粋
これは、前田祐二さんの書いた「メモの魔力」からの文章です。
また、前田さんはこんなことも言っています。
「より本質的なことに少しでも多くの時間を割くため」
「メモの魔力」p22 6行目より抜粋
メモをなぜ取るのかは、これらの文章が答えですね。
意外とみなさん、メモをなぜ取るのか?と聞かれたら困惑してしまうのではないでしょうか?
実は僕もそうでした。
小中高でメモを取れ!と言われるものの、方法は特に教わることはありませんでした。
結果やっていたのは、書き写し。
これに何の意味もないことは、自分がよく知っています。(何も覚えてないから)
その通りです!
では、そのようなメモにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
どのようにしてメモを取るのか?
これは人それぞれと言ってしまえばそれまでなのですが、ここではこれだけはやっておいた方がいい!ということをまとめました。
・手書きにしよう
・書いた後にもう一度見る時間を作ろう
それぞれ解説していきます。
手書きにしよう
このように思う人もいるかもしれませんが、圧倒的に手書きの方がいいです。
ワシントン大学の研究によれば、
手書きでエッセイを書いた小学生のほうが完成された文章を書き、読み方を習得するスピードも速いことがわかっている。手で文字を書くという行為が、文字を書く、つまり文字を認識する能力を高め、そのスピードを加速化するからだ。
(Perri Klass, “Why Handwriting Is Still Essential in the Keyboard Age,” June 20, 2016, New York Times, https://well.blogs.nytimes.com/2016/06/20/why-handwriting-is-still-essential-in-the-keyboard-age.)
このようにいっています。
つまり、手で書くという行為は脳を刺激し、深く記憶に残りやすいということですね。
また、メモする際に図が使いたいとき、スマホやパソコンだと図は書きにくくないですか?
自由にメモすることができるのが、手書きの良さだと思います!
ぜひ手書きのメモに慣れていきましょう!
書いた後にもう一度見る時間を作ろう
これは、メモを自分のために働かせるステップですね。
メモをとる時に自分の意見や考えをまとめられるに越したことはないのですが…
これまで生きてきて、大抵大急ぎでメモを取ることが多いような気がします。
ほとんどの人はそうだと思います。私もそうです。
出来るようになればその場で事実を繋ぎ合わせて、そこから言えることや自分の意見をすらすら思いつくそうですが…
相当訓練が必要ですね。
なので初めは取ったメモを見返す時間を作りましょう。
この時間で
メモした事実から思ったこと
をメモに付け加えてみましょう。
こうすることで、ただ事実を書き連ねたメモが自分の力になるためのメモに変身します。
最後に
先ほどの、メモした事実から思ったことに対して、自分はなぜこのように思うのだろう?と深堀していくとますます自分の力になります。
このなぜ自分はこのように感じるのだろうか?と考えることはとても大事なことだと思います。
これは就活でみなさんするであろう自己分析に繋がってくることです。
自分はこのようなことから、このような感情になるから、こういう行動をすればいいのではないか?
自分を知るきっかけはそこら中にあるのかもしれませんね!
なのでメモを見返す時間を作ることは、メモ初心者だけではなく、上級者もきっとメリットだらけです。
これは自分の気持ちを奮い立たせるためにやりますが…
メモの魔力のメモ術を使い自己分析をしていた過去のノートの一部を載せておきます。(正直恥ずかしい)


この通りまだまだ改善できそうな点はありますが、継続してやればきっとできるようになるはずです。
メモを使って成長していけるよう、ともに頑張っていきましょう!
それでは!
(第二回ゼミ 2020/4/16 木)