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念願の商品開発して店頭に並べることができた(ここに至るまでとこれから)Part1

遂に念願の、商品を売りに出すってことを実現することができました!

(今日は1個も売れんかった、、、)

実現したい夢の内の1個が今日叶いました。

何を売り始めたかというと、タレを売り始めました。

ここに至るまでに、働き始めて約4か月。(働き始めたのは5/21)

ここに至るまでにしてきたことと、何で商品化したかったのか、そしてこれからどうしていくのかを文章にまとめたいと思います。

商品開発をするうえで絶対に今までの軌跡は外せません!

大浦鮮魚店での軌跡

入社当初

まずアルバイトとして雇っていただき、働き始めたのが5/21。

はじめは安芸津で住むための生活費稼ぎ+何か自分ができることはないかな、くらいの思いで働き始めました。

働き始めたばっかりの時、タイミングよく大浦鮮魚店はテレビの取材を受けまくっていた時期で、こんな感じで浮かれてました。(笑)

働いている人も明るくて、お客さんもよくご来店されて、すごいお店に来たわーと思ってました。

それはそれはめっちゃ儲けているんだろう。

と思っていたけど、実はコロナの影響をもろ受けてやばい頑張らないと!って時期だったんです。

それでもっと売上を上げるために何かしたいと思うようになりました。

この時、今回実現した新商品の販売がいいんじゃないかと思ったんです。

そんな思いを社長である大浦さんの家で何度も何度も語り合いました。

(いつか、この場所から始まったよねっていうために撮りました笑)

かたづけ課発足

新商品作って売りたい!

そして大浦さんも新しいチャレンジや変化は好んで受け入れてくれる方なので、よしやろう!となっていました。

が!

お店に余裕がない!

全てのお弁当が手作りで時間がかかるうえに、配達もあり、テレビの効果で電話も鳴りやまない。

こんな状況ではとてもじゃないけど新しいことをするために話し合う時間もない。

そこで大浦さんに

「かたづけ課を作る必要があると思います!」

で始まったかたづけ課。

まず初めの仕事が、配達を極力やめるというものでした。

配達業務の縮小

日替わり弁当が1つ450円でそれを1つか2つ持って10件ほどまわるのに、貴重な戦力が1時間以上現場を抜ける。

しかも売り上げ的に現場を長時間離れてまでする仕事ではないな。

みんな社員さんも分かっていました。

小さい魚屋さんからすると、とてつもなく大変なことをコロナ禍になって約1年続けていました。

でも社員さんの思いはみんな一緒で

「困っているなら何とかしてあげたい」

自己犠牲をしてまで地域のために、人のためにって姿に本当に尊敬しました。

ただ、かたづけ課として初めての会議で

「このままの状況でお店が苦しくなってしまうと、大浦鮮魚店がなくなってしまうことになるかもしれないし、そうなると大勢の大浦鮮魚店に来てくれている人を困らせるかもしれない。」

これを伝えて、その後も話をし続け、お店は配達業務の縮小を決断しました。

その時に今まで配達を行っていた家に配った冊子がこちら。

これを1軒1軒渡しに回りました。

その時に、ITC(板長)のやっさんが今まで宅配をしていたお客さんに

「そうね。やめるんね。今までよく頑張ったね。お店にも買いいくけんね。」

と言われて、涙が出たそう。

ちゃんとお客さんにもお店の思いが伝わっていたんですね。

他にも僕が配達に行ったある家にこんな置き手紙があったことも。

この置き手紙を見て心底ここで働けていることが嬉しかったのを覚えています。

人のために商売をしている大浦鮮魚店だからこそ、宅配がなくなり困るはずのお客さんが感謝の気持ちをくれたんだと思います。

これってめちゃくちゃすごいことだと思います。

こんな環境だったからこそ、今回のことも受け入れられたんだと思います。

営業時間の短縮

宅配がほとんどなくなり、会議をする時間をとれるようになりました。

ただ、大浦さんの思いは、お客さんに喜んでもらうことはもちろん、社員も大浦鮮魚店で働いて幸せになれるような環境にしたい。

それはしきりにおっしゃっていました。

こういう時間も大事にする会社!(大浦さんの誕生日会をうちの庭で)

そこで次に取り組んだのが、営業時間の変更。

社員さんに混ざり、一緒に何回も会議を重ねました。

そこで営業時間を午前に絞って営業をしてみようということになりました。

理由は、もっと自主的にお店を変えるようなことに時間を使えるようにしたいという思いからでした。

この営業時間にしてから、MG(マスコットガール)の、のんちゃん(上の会議の写真の女性)は大和文字を習いに行ったり、社員全員でより会議を開けるようになり、お店のことを考える時間が増えました。

ちなみにタレの字を書いてくれたのは、のんちゃん!

(うまいよね)

こうして営業時間の短縮によって、確実にお店には良い影響を与えていたと思います。

お客さんの方はというと、時短の影響でお客さんが減ったということは全くありませんでした。

今のところいい方向に進んでいると思います!

そして、、、

ようやく、、、

今が新しい商品を売ることができるタイミングだと思ったんです!

もう最初から、タレを売りたいと決めていたので全く迷いませんでした。

まだまだ途中ですが・・・

商品化を語るうえで欠かすことができない、今までのことを振り返りだしたら止まらなくなって、いざ商品化の背景を書いていくと超長文になってしまうので今回はここで終わって明日アップしようと思います。

次が1番見てほしい内容なので明日もお付き合いいただけると嬉しいです。

余談ですが、こんなものを作っていただきました。

自分で課を作って働いていたら、課長に任命していただき名刺を作ってもらいました。

めっちゃかっこいい!

大事にします。

大浦鮮魚店での仕事を通して、まだまだ色んな人と出会いたいなと思っています。