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念願の商品開発して店頭に並べることができた(ここに至るまでとこれから)Part2

前回に引き続き、タレの商品化についてです。

タレを商品化するタイミングがまさに今だって思いました。

今日はなぜタレを商品に?

タレを売ってどうしたい?

ってことを書いていきます!

なぜタレを商品にしたのか

それは、僕が惚れたからです。

最初にこのタレに出会った時、美味しすぎてびっくりしたのを覚えています。

醤油ベースだけど甘くて、濃厚で、このタレとご飯だけでイケるとまで思いました。

そして、これを売ってほしいなと思ったのが商品化の始まりです。

「家にあったら何でもかけたら美味しいだろ。」

実際、納豆のタレをこのタレにかけてもおいしかったし、ゆで卵をこれに漬け込んでもおいしかった。

そして惚れた理由はもう一つあって、

創業以来継ぎ足しのタレだということです。

創業は今の社長のお父さんがし、その頃から途切れることなく受け継いできたタレだということです。

今から作ったんじゃ適わない、手間と時間が味に出ているんじゃないかと思ったんです。

実際、うなぎの味が増し、味に深みが出ると大浦さんもおっしゃっていました。

僕が欲しい、が始まりのきっかけでした。

タレを店頭に並べた

そして達成したい目標だった、タレ商品化を達成できたのです。

タレを容器に詰めて、お店の店頭に置くだけ。

やったことは正直これだけなんですが、全く何もないところから始めることがこんなに難しいものなんだと感じました。

値段、容器のデザイン、だれに売りたいか、売ってどうしたいのか、色々話し合って、結局

「実際に世の中に商品として出してみないと分からないよね」

となり、今できる最大限のことをやり店頭に出しました。

そして、お客さんの反応を見て随時変えていこうということにしました。

まだまだこのタレに関してやりたいことは盛りだくさんです。

このタレを売ってどうしたいのか

そして今日、なんと3つ買っていただけました。

モノを買ってもらえるってこんなにも嬉しいものなのか、と思いました。

アルバイトは色んなことをやったけど、本当の意味で商売をやったことがなかったんだと思います。

こんなのがお客さんにとっていいんじゃないかと思ったものを、実際に手に取ってもらい、持って帰ってもらう。

そして、このタレ美味しかった、使ったら料理がおいしくなった、と言ってもらえるようにこれからやっていきたいと思います。

このタレを売ってどうしたいのか

実際売れて今日は本当に嬉しかったです。

では売ってお店としてどうしたいのか。

もちろんコロナ禍で落ち込んだ業績を上げたいということはもちろんあります。

それもそうですが、業績を上げるのはあくまでお店がこの先もずっと営業ができるようにするため。

自分が贅沢をしたいからって思ってる社員は一人もいませんでした。

その影響か、お客さんと大浦鮮魚店の距離はめちゃくちゃ近いと思います。

色んなアルバイトをしてきたけど、こんなにお客さんと話す機会が多いところは初めてです。

この”つながり”が僕のやりがいになっているし、周りの社員さんもやりがいになっていました。

逆にお客さんも大浦鮮魚店に愛着を持っていると思うから、リピーターが多いのだと思います。

今はお弁当と仕出し業務をやっていて、お客さんとの接点は、お昼ごはんの時、お祝い、法事の時です。

大浦鮮魚店の強みである

”お客さんとのつながり”をもっと強いものにしたい。

これがタレを売ってどうしたいの答えです。

タレが日常の生活に溶け込んで、もっともっと会話がしたい。

店頭でも、SNSでも。

自分が何かをして喜んでもらえることで、自分もそれを見て喜んでいることが多いです。

だから結局自分の為でもあります。

楽しく生きていきたいし。

そんなきっかけとなるタレを作り、売りたいと思いました。

これから

これからやりたいことはたくさんあります。

コロナ禍で落ち込みムードの生活を料理の面で貢献したいし、

タレを買ってくれた人と、その人の好みに合う使い方を研究し合いたいし、、、

そのためには、大浦鮮魚店も自己犠牲はしてはいけない。

それにタレの存在もきちんと伝えたい。

今後こそ小さな変化が必要だし、その変化をするために分からないことだらけだと思います。

それでも、人と関わって新しいものを生み出したり、会話する楽しさを創っていく大浦鮮魚店の一員でいれるように、これから働いていきたいと思います。

そしてどんどん変化していく大浦鮮魚店の思いに共感してくれる人にこそ、これからの変化を見ていてほしいし、

大浦鮮魚店に関わる一員になってほしいなと思います。